【チェンカーン4泊5日】母子で長距離バスの旅!長距離バスって実際どうなの?

旅行

2023年11月上旬、子供2人を連れてチェンカーンへ母子旅に行ってきました。

この記事では、チェンカーン旅行で利用した長距離バスについての記録をします。

チェンカーンへの行き方

バンコクからチェンカーンに行くには一般的に2つの行き方があります。

  1. 飛行機:ドンムアン空港⇒飛行機で約1時間⇒ルーイ空港⇒車で約1時間⇒チェンカーン
  2. 長距離バス:バンコク北バスターミナル⇒バスで約10時間⇒チェンカーン

飛行機+車

チェンカーンへは、バンコクのドンムアン空港からチェンカーンのあるルーイ県のルーイ空港まで飛行機で行くのが一般的です。

エアアジアが毎日2便運航していて、約1時間15分でルーイ空港に着きます。
ルーイ空港からチェンカーンまでは車で1時間程。移動手段はレンタカーか公共のバス、タクシーなどで行ける様です。

KAORI
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長距離バスに比べて所要時間が短いので、1泊2日~2泊3日の場合は飛行機がオススメ!

※飛行機の料金は時期にもよりますが大体往復1人3000~5000バーツです。

長距離バス

長距離バスを利用する場合、バンコク北バスターミナルからチェンカーンのバスターミナルまで約10時間のバス旅となります。


途中休憩で数回停車し、ルーイのバスターミナルでも停車します。その後チェンカーンに停まります。

KAORI
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ルーイバスターミナルで降りる方が多いので釣られて降りないようにしてね!

チェンカーンは終点だから、寝てしまっていても乗り過ごしがなく安心だよ。

Transport Co Ltdというバス会社だけはチェンカーンが終点ではないから注意してね!


チェンカーンのメインストリート周辺に泊まる方が多いと思うので、チェンカーンのバスターミナルからホテルまでは①歩いて行く、②サムローで行く(トゥクトゥクに似た三輪の乗り物)のどちらかになります。
※サムローはバスが着く時間にはそばで客待ちしているので、すぐに見つけることがます。

チェンカーンバスターミナルの場所
https://maps.app.goo.gl/6NaWUDH31K1FUZJK9?g_st=ic

長距離バスの詳細

バス運行会社・時刻表・料金

チェンカーン行きの長距離バスは3社のバス会社が運行しているようです。

  • Air Muang Loei ★4.1 
  • Transport Co Ltd ★3.8
  • Sun Bus ★3.1

★は口コミの評価になります

運行時間と料金は下記表をご参照ください。

全て出発はバンコク北バスターミナルからになります。
Sun BusAir Muang Loeiはこの情報によるとバンコクユニバーシティからも乗れるようですが、乗車場所等の詳細が分かからないので、バンコク北バスターミナルから乗る方が間違いがないと思います。

長距離バスチケットの購入方法

チケットはバンコク北バスターミナルに直接行って購入するか、インターネットでも購入可能です。

直接バスセンターで購入する場合は、こちらのサイトがバスセンターまでの行き方やチケットの買い方から、バスの乗り方まで分かり易いので参考にしてみてください。

私が普段インターネットでの購入に利用するのはこちらになります。

  • 初めて長距離バスに乗られる方は、事前にバンコク北バスターミナルまで直接行って買う事をオススメします。バスセンター内は本当に広く初めての利用だと迷子になってしまう可能性があります。事前にチケットを買い、そこに記載されている乗り場の番号を見て予め乗り場をチェックしておくと当日余裕を持って行動できます。

  • 一番口コミの良いAir Muang Loeiは人気の為、前日までにチケットが売り切れてしまう事がよくあります。私が旅行に行った時は平日でしたが、3日前にはチケットが既に売り切れていました。Air Muang Loeiのバスに乗りたい時は余裕を持ってチケット購入をオススメします。

体験談

今回、10歳の息子と4歳の娘を連れての母子旅だったので、時間は掛かりますが乗り換えなしで目的地まで行ける手軽さと安さを取り、長距離バスでの移動を選びました。

子連れでバスで10時間の移動なんて…と子を持つ親なら地獄のように長い時間に思いますよね?

でも長距離バスでも出発を夜にすれば、夜バスに乗って寝ている間に朝チェンカーンに着く(いわゆる夜行バスです)ので、子供達はあっという間に目的地に到着している感覚だったようです!

今回利用したバスは一番人気のAir Muang Loei社のバス。車内は三列シートで大人でもゆとりがあり、座席のリクライニングは130度から140度くらいまで倒せ、フットレストも出せました。
座席にモニターはないので、子供たちが飽きないようにタブレット等の時間を潰せるグッズの持参がオススメです。また、各座席にはUSBポートも設置されていますので充電も出来ます。

KAORI
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夜のバス車内は出発すると消灯され騒いでいる方はいなかったので、

タブレット等を利用する際は子供用のヘッドホン持参がオススメ!

子供はバスに乗ってしばらくは騒ぐことなく思い思いに過ごしていましたが、気付いた頃には二人とも夢の中でした。

KAORI<br>
KAORI

道中の街灯のない田舎道で見た星空がとっても綺麗でした!

そんな思い出もバス旅ならではですね♪

【長距離バス利用時のワンポイントアドバイス!!】

  • タイの長距離バス内はとても冷えるので、防寒着の持参がオススメです!(足元も冷えるのでバスの中は靴下着用が◎

  • 薄いブランケットを1人1枚配られますがペラペラ素材の為、コンパクトになるブランケットを持参するのがオススメです!

  • 大きいリュックは足元に置くとフットレスト代わりに使えるので便利です。

  • バス内にトイレは有りますが、中が汚い場合がありますのでトイレは乗る前や休憩場所で行くのがオススメです!

  • バス内のトイレが匂う場合が有るので、座席は前方で予約がオススメです!(苦い経験あり^^;)

  • エアー枕があると睡眠の質が格段に良くなるので持参がオススメです!

長距離バスのメリットとデメリット

メリット

  • 夜行バスを使えば仕事や学校の後に出発し、翌日の朝から現地で過ごせるので滞在時間が長くなる
  • 旅費が安く抑えられる
  • 乗り換えなしで現地に着けるという安心感がある
  • 言葉が通じなくても、バス乗車時にチケットを渡すだけなので言語の心配がない
  • 子供は滅多に出来ない“バスで寝る”という体験に想像以上に喜んでくれる
  • ローカル旅の醍醐味を味わえる

デメリット

  • 所要時間が飛行機+車に比べて何倍もかかる
  • バスでの時間が長くなる分、短い旅程の場合は現地で過ごせる時間が減ってしまう
  • フルフラットではないので大人は細切れ睡眠になりがちで、現地に着いてからの体力を奪われる可能性がある
  • 休憩場所に停まる度に社内の電気が点くので起きてしまう可能性がある

まとめ

チェンカーンまでは飛行機+車が一般的ですが、時間に余裕がある場合は片道だけでも夜行バスにするという選択も個人的にオススメです。
旅費を抑えられるだけでなく、子供達にとっても滅多に出来ない“バスで寝る”という体験も記憶に残る思い出となります。
また、言葉が通じない海外で乗り換えの心配無く目的地に着くというのは、想像以上の安心感があるように感じました。

但し、“夜中に目が覚めてしまう”、“いつもと違う場所だとなかなか寝れない”といった心配がある場合は夜行バスは不向きかもしれませんので、お子さんの年齢や性格で判断されることをオススメします。